マルウェア対策 / EDR / ランタイム保護

マルウェア対策 / EDR / ランタイム保護の実装対象

責任共有モデル では、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) のようなマネージド型サービスAmazon S3 などの抽象化/サーバレスサービスを使用する場合、AWS が管理しているため、マルウェア対策について心配する必要はありません (SOC レポートや PCI DSS 認証等で適切な実装と運用を確認できます)。AWS が管理、更新、監視を行います。

Amazon EC2 などのインフラストラクチャサービスを選択した場合、オペレーティングシステムの強化、OS とアプリケーションの両方のパッチ適用、およびマルウェア対策 / EDR (エンドポイント検知と対応) / ランタイム保護の実装お客様の責任となります。

ランサムウェアトロイの木馬ワーム などの攻撃を検出し阻止する能力を提供するため、すべてのインスタンスにマルウェア対策ソフト / EDR ソリューション / ランタイム保護を導入することが推奨されます。

AWS Marketplace には、 CrowdStrikeMcAfeeTrend Micro など、多数のパートナーソリューションが用意されています。

主なリスクと軽減

  • マルウェアは、インスタンスをリモートで制御したり、データを暗号化したり、インフラストラクチャに対する追加の攻撃を開始したりする可能性があります。

評価のガイダンス

  • マルウェア対策 / EDR / ランタイム保護を導入していますか?
  • 導入範囲はどの程度ですか? インスタンスの何パーセントが保護されていますか?
  • 組織で使用されているすべての OS がプログラムの対象となっていますか?それとも Windows のみですか?