セキュリティに関する連絡先の情報が最新であり、メールアドレスが利用可能であることを定期的に確認してください。これにより、AWS セキュリティチームが検出したインフラストラクチャの不正使用や潜在的なセキュリティインシデントについて、お客様にアラートを通知することができます。
インターネット上でパブリックなコードリポジトリなどで意図しないアクセスキーの漏洩を AWS が検出した場合、「セキュリティに関する連絡先」に通知を行ないます。
連絡先は特定の個人のメールアドレスではなく、複数人のメーリングリストを指定することをお勧めします。これにより、1 人の従業員が休暇等で不在の場合であっても、別の人がアラートを受け取ることができます。
メールアドレスはパスワード復元プロセスを使用してルートユーザーのパスワードの復元に使用される場合があるため、安全なメールサーバーが設定されていることを確認してください。
多要素認証 (MFA) を設定していても、パスワード認証後は “別の認証要素を使用したサインイン” のプロセスで主要連絡先として設定されたメールと電話番号でログインが可能です。そのため、このメールと電話へのアクセスを制限してください。詳細は AWS ドキュメントの 「IAM 内で MFA で保護された ID を復元する」 をご確認下さい。
各アカウントにログインすることなく、AWS Organizations を通じてメンバーアカウントの代替連絡先の更新が可能 になりました。
また、AWS Organizations を使用してメンバーアカウントの代替連絡先をプログラムで管理する こともできます。
AWS Security Hub からセキュリティの連絡先の設定の有無をチェックできます。